
どうも。なんばさんです。Twitter
「Webライターになりたいけど必要なことって何?」
「Webライター完全未経験者はどこから手をつけたらいいの?」
「Webライターってぶっちゃけどのくらい稼げるの?」
などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
私もWebライターを始めた頃はWebライターという職業そのものがわからず困惑しました。
そこで今回は現役のフリーランスWebライターである私が、
- Webライターになるために必要なスキルやもの
- 完全未経験者はどこから始めたらいいのか
- どのくらい稼げるのか
などをお伝えしていきたいと思います。
5分程度で読めますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
※この記事は2021年3月時点の情報を元に執筆しています。
Webライターになるために必要なスキルやもの

Webライターは、気軽に始められる職業ですが、求められるスキルは多いです。
紹介するスキルを身につければ、一足先を行くWebライターに近づくことができますよ。
ここではスキル面と必要なものに分けて紹介します。
スキル面で必要なもの7つ
スキル面で必要なことは以下の7つ。
- SEOライティングの基礎
- コミュニケーション能力
- リサーチ能力
- 基本的なパソコン操作
- 画像編集
- WordPressの操作
- 法律の知識
一つずつ解説していきます。
1.SEOライティング能力
SEOとは、簡単に言うと検索エンジン(グーグルやyahooなど)からの評価のこと。
SEOに評価されると、検索の結果で上位に表示されるので、見られる頻度が増え集客や売上につながります。
日本で使われている検索エンジンは9割以上がGoogleです。
また、次に多いYahooもGoogleと同じ検索エンジンなので、Googleに対するSEO対策をしておけば問題なしです。
SEOを学ぶのにおすすめの書籍は沈黙のWebライティング。
分厚い書籍ですが、漫画調なので読みやすいのが特徴で、SEOの知識を体系的に学べます。
しかし、Googleは頻繁にアップデートを行っているため、一筋縄ではいかないことも事実。
常にGoogleの動向を追って、評価されるコンテンツを作る能力が求められます。
2.コミュニケーション能力
Webライターは基本的にテキストでコミュニケーションを取ることが多いです。
なぜなら、電話や対面で話をしなくても適切なコミュニケーションを取っていれば問題ないから。
ただし、社会人としての基本的なコミュニケーション能力は必要です。
コミュニケーション能力がないと、クライアントの指示に間違った解釈をしてしまうことがあったり、自分の意向を伝えられなかったりすることがあります。
コミュニケーション能力は、仕事をしていく中で高められるものなので、今低くても必要な努力をすればできるようになります。
3.リサーチ能力
リサーチ能力とは、
- 読者の意向を汲み取る
- 読者の悩み解決
- SEOで上位表示するための調査
以上の3点が求められます。
リサーチが甘いと、事実の誤認や論理の崩壊が起こり、説得力のない記事に。
リサーチは時間の掛かる工程ですが、しっかり行うことで良質な記事を書き上げられるのです。
4.基本的なパソコン操作
Webライターにとって重要な要素の一つは、少ない時間で多くの文字を量産することです。
もちろんタイピングを早くできることに越したことはないのですが、最近は音声入力が優れているため、利用している人は増えています。
また、クライアントによって、ワード、エクセルなどで納品することもあるため、基本的な動作を覚えておくことは必要です。
ただし、Webライターに求められるパソコン操作はそこまで複雑なものではなく、時間をかければ取得できるものが多いです。
5.画像編集ソフトの操作
案件によってはオリジナルの画像を求められることや、操作画面のキャプチャに文字や装飾を入れることを指定されることがあります。
そのため、画像編集ソフトを簡単にできるようになっておくとよいです。
6.WordPressの操作
WordPressとはブログシステムのこと。
全ウェブサイトのうち、約4割がWordPressで構築されています。
そのため、高単価案件になるほどWordPressへの寄稿が当たり前になってきます。
7.法律の知識
Webライターとして活躍したいなら、法律の基礎知識はあったほうがよいです。
他の記事のコピペや、無断で画像を転載するなどは言語道断です。
著作権に関しては知らなかったでは済まされない罪を与えられることがあります。
また、フリーランスとして活動するなら、業務委託契約書の書き方なども法律の知識が必要になります。
ハード面で必要なもの3つ
Webライターとして活動するために必要なのものは以下の3つです。
- ネット環境
- パソコン
- ツール
基本的にこの3つがあれば、場所にとらわれずどこでも仕事可能。
仕事をすすめる中で必要なものがふえてきたら、買え揃えたらOKです。
Webライター完全未経験者は何から始めるべきか

Webライター完全未経験者は以下のことを始めることがおすすめです。
- 副業
- ブログ
実務経験をいち早く経験したい人は、企業に勤めるかフリーランスとして独立しましょう。
副業を始める
今働いている人は、Webライターとして活動するために副業を始めてみましょう。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトに登録することがおすすめ。
なぜなら、営業を代理して行ってくれるから。
仮にトラブルがあったとしても、サポートがあるので安心ですよ。
ブログを始める
Webライターとしてなれてきたら、ブログを始めることもおすすめです。
なぜなら、ブログはWebライターとして必要な能力以上に求められることが多いから勉強になるから。
ブログで得られることに関しては以下の記事で書きましたので、ぜひご覧ください。
企業に勤める
企業でWebライターなることで、Webライターとしてのスキルを身につけられます。
雇用形態は何でも良いです。
一連の流れがわかっているWebライターは強いですよ。
ライターだけでなく、マーケティングやディレクションのスキルも学べるチャンスがあるので、一度実務経験を積んでから独立するという方法もありです。
フリーランスになる
副業である程度収益が見込めるようならフリーランスになるのもありです。
ただし1年位は収入が安定せずに、会社員の方が楽だと思うことも。
軌道に乗れれば自分の好きな時間に好きな場所で働けるので、働き方に憧れがある人はマッチするかもしれません。
Webライターになるとどのくらい稼げるのか

Webライターになるとどのくらい稼げるのかは千差万別です。
なぜなら、Webライターの継続年数や文字単価によって全く変わってくるから。
参考までに、You Tubeをしている佐藤誠一さんとたなざわさんはWebライターとしての収入を公開しています。
佐藤誠一さんは年収750万円、たなざわさんは月収20〜30万円とのことなので、240〜360万円ほどだと推測できます。
ちなみにサラリーマンの平均年収は以下の通り。
年代 | 全体 |
20代 | 348万円 |
30代 | 444万円 |
40代 | 510万円 |
50代以上 | 613万円 |
佐藤誠一さんは750万円というのは、かなり稼いでいる方だとわかります。
たなざわさんは、同年代の平均前後でしょう。
周りのWebライターの収入事情を聞くと、副業時代に5万円〜10万円前後、独立してから20〜30万円稼いでいる人が多い印象です。
↓佐藤誠一さんのYou Tube
↓たなざわさんのYou Tube
WebライターになるためのQ&A

ここでは、Webライターになりたい人によくある質問に回答していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.田舎でもWebライターとして食べていけますか?
結論から言うと、食べていけます。
実際に自分の周りにも地方に転々として、生活費を余裕で稼いでいる人が何人もいます。
なぜなら、ネット環境とパソコンさえあればどこでもできる仕事だからです。
Q.記事はどこに納品するの?
記事の提出先はクライアントです。
クラウドソーシングの場合の提出の流れは、クラウドワークスをご覧ください。
クライアント毎に納品の方法は違いますが、WordPressでの入稿やGoogleドキュメントでの入稿が多いです。
Q.Webライターとブロガーの違いは?
Webライターとブロガーの大きな違いは、クライアントワークかそうでないか。
ブロガーは収入になるまで早くても3ヶ月以上はかかることが多いですが、Webライターは1ヶ月目から収入を得られます。
詳しくは以下の記事まで。
Q.Webライターは文章を書くだけ?
Webライターは文章を書くだけの仕事ではありません。
記事執筆がメインではありますが、それ以外にも以下のことを経て納品します。
- キーワード選定
- リサーチ
- 構成作り
- 本文執筆
- 校正・校閲
- 装飾・画像挿入
- 入稿
多岐に渡る業務をこなさなければならないので、執筆していれば報酬がもらえるという甘い考え方だと肩透かしを食らうかもしれません。
まとめ:Webライターになるためにはさまざまなスキルが必要


Webライターになるためには、さまざまなスキルが必要なことがおわかりいただけたかと思います。
Webライターは在宅ワークが主流になっている今人気が急上昇している職業の一つです。
文章が書ければ誰でもなれるというイメージを持っている人も少なくありません。
しかし、文章を書くということだけにとどまらず、マーケティング力やリサーチ力も必要になるため、向く人と向かない人がはっきり分かれることも視野に入れておく必要があります。
クライアントに手放したくないと思われるWebライターになるために、さまざまなスキルを磨いてみてくださいね。